1. HOME
  2. 紙×エコ日記
  3. こんな紙が!
  4. 鍋になる紙!!

紙×エコ日記

BLOG

鍋になる紙!!

みなさんこんにちは!
和食のお店や旅館で、紙製のひとり鍋でしゃぶしゃぶを楽しんだことはありませんか?
なぜ、紙なのに燃えないのか?おいしく鍋が仕上がるのか?気になりませんか!?
私が過去に取引していた中国人の方は、来日して初めて紙鍋で食事を楽しんだ時に、なぜ紙でこんなことができるのかと感動し、そこから紙のビジネスに携わるようになったと言っていました。

紙鍋は主に、上質紙や和紙で作られています。鍋に使われる温度は800℃以上、それに対し、紙の引火点は300℃前後なので、そのまま燃やせば紙は燃えてしまいますが、鍋のお出汁などの水分の沸点は100℃くらいです。炎は紙に直接当たるものの、炎の熱(温度)が水の温度に吸収されるので燃えないという仕組みです。

(科学の世界ですね!!文系人間の私にはわかったような、わかってないような感じですが!!)

紙鍋はあくを吸収するだけではなく、温度伝導もよいため、鍋に適しています。また、自然由来の成分から作られた紙鍋だからこそ、素材の風味を大切にする日本料理にマッチするのかもしれません。清潔感があり、おいしさに彩りを添える、それだけではありません。資源循環も可能な環境にやさしい製品ともいえます。

紙でできるあんなもの、こんなもの。実は紙が使われているあんなもの、こんなもの。こんなものもあんなものも紙に変えられる、今後もそんなネタを発信してまいります。

by Q太郎

関連記事