引っ越し×大活躍する紙
新生活が始まる春、引っ越しをした方も多いのではないでしょうか。
私も引っ越しをしました。
引っ越しの中で紙を活用した場面が多かったので、私の引っ越し×紙のエピソードを今回お話したいと思います。
引っ越しの時まず活躍した紙が新聞紙です。
皆様も既にご存知の方も多いかと思いますが、新聞は緩衝材としてはもちろんのこと、掃除道具としても大活躍してくれます。
水にぬらして玄関の掃除への活用や、窓や網戸の拭き掃除として新聞を使うと簡単にきれいにすることができます。雑巾と違って拭いたらそのまま捨てられる手軽さも新聞の便利なポイントですよね。
その他にもクイックルワイパーのようにほうき代わりにも新聞を使うと簡単に床の埃がはけてとても便利です。今回は引っ越しの掃除用具として新聞を利用しましたが、日常的な靴の湿気取りや防臭剤としても活躍してくれます。
掃除であまった新聞紙は緩衝材に。
新聞の緩衝材は、プラスチックの緩衝材と違って値段もかからず、荷ほどきでかさばらないのが高ポイントです。食器などの割れ物を包み、運ぶことで衝撃から守ってくれました。
今回は引っ越しの場面で利用したため、割れ物を包む緩衝材として活用しましたが、日常生活でも野菜やドライアイスを包むときに新聞は活用できます。私も祖父母から野菜をもらうときはいつも新聞でくるみ、そのまま日の当たらないところで保管をしています。
次に引っ越しで用意したのが定番の段ボールです。
段ボールで荷物を整理し運びやすくまとめられたのはもちろんなのですが、引っ越し準備中のごみ箱としても活躍してくれました。
樹脂製のボックスと違った段ボールの滑りにくい表面素材、使わない時は薄く折りたためるところ、使い終わった後は再資源として処分しやすいところ・・・多くの段ボールが必要な引っ越しではやはり欠かせません。
調べてみると、複数の引っ越し業者は内閣府との災害応急対応に関する協定を締結し、避難所で国が供給する段ボールベッド等の設営も支援していることが分かりました。組立の支援はもちろん、段ボールの供給が不足した時は各引っ越し業者の段ボールを提供できるように備えているそうです。
簡単に組み立てられ、断熱性や保温性がある段ボールベッド、導入することで避難者のエコノミークラス症候群の予防にも繋がると言われています。また、段ボールベッドの中の仕切り隙間や外箱は、収納スペースとして活用できるため、避難所での荷物の整理やプライバシー保護にも繋がります。
新聞・段ボールといった身近な紙アイテムは今回引っ越しで大活躍してくれましたが、引っ越し以外にも日常生活や災害の場面で活躍してくれるのだなと改めて思いました。まさに、エコ素材の優等生ですね!
by えっさん