2月上旬に、Taylor Swiftのライブに行きました。
Taylorが来日するのは約5年ぶりであり、チケットが当たった約半年前から、当日をとても楽しみしていました。5年ぶりに生で見る(遠すぎてほとんどスクリーンを見ていましたが！)Taylorは、オーラが半端なかったです。

終わってほしくないなぁと思いながらライブを観ていたのですが、当たり前ですがどんどん終わりに近づき、最後の曲あたりで、会場中にカラフルな紙吹雪が舞いました。
紙吹雪が舞う中、ステージ上でライブメンバーが幸せそうに観客に手を振る光景がすごく綺麗で、最後の最後まで興奮と感動が収まりませんでした。

私が座っていたのはステージからは遠い席でしたが、名残惜しい気持ちからか、無意識に身を乗り出してしっかり紙吹雪をキャッチし、思い出に持って帰ってきました。(笑)

とても綺麗に見えた紙吹雪ですが、1枚だけですとただの紙切れです。でも、その紙切れが沢山集まることで、とても素敵な光景を作り出すことができます。

実はこの紙吹雪、絶妙な滞空時間でうまくひらひらと舞い、美しく見えるように作られた紙なんです。ライブ会場のほか、歌舞伎などでも使われますが、重すぎるとすぐ落ちてしますよね。
逆に、ティッシュのような紙質だと、しんなりしすぎて美しく見えないかもしれません。
紙は、色々な用途に合わせて作り込まれているのです。

人気の韓流K-POPアーティストが来日する際には、日本では作られていないような、色が濃く、鮮やかな紙を使った紙吹雪が韓国から持ち込まれている（！？）とも聞いたことがあります。
演出家の気合がすごいですね！

紙吹雪は、英語ではコンフェッティーと呼ばれ、結婚式では「コンフェッティーシャワー」として活躍することも多いようです。

結婚式では、フラワーシャワーといって挙式を終えた新郎新婦に、ゲストが花びらをまいて祝福するセレモニーがあります。
花びらをまくとお花の香りがフワッと広がり、とても華やかな雰囲気に包まれるのですが、このフラワーシャワーは本物の花びらですので、どうしてもコストがかかります。

結婚式は、ドレスや食事に非常にコストがかかるので、費用を抑えたい方に、コンフェッティシャワーはとてもオススメです。本物の花びらには敵いませんが、十分にその場を華やかにしてくれます。

因みに私は、過去に結婚式を挙げた際、悩みに悩んでフラワーシャワーを無しにしてしまい、ゲストが手持ち無沙汰になってしまった、という苦い思い出があります。。。笑
無しにするのではなく、コンフェッティシャワーを持ち込めばよかったなぁと、今になって思います。

紙には記録する、包む、拭く等、様々な役割がありますが、小道具として場を華やかにすることもできる素材です。
あまり目立つことは無く、主役になることは少ない素材ですが、形を変えて様々な場面で活躍できる健気な素材なんです。そう思うと、紙が愛おしくなってきますね。

これからも紙の魅力が皆様に伝わるよう、紙の様々な役割・機能を紙ｘエコ日記で紹介していきます。

by だいちゃんまま