色々な色の紙ってエモい!
私は小さい頃、毎月の発売日を生き甲斐にして生きていたといっても過言ではないくらい、月刊の少女コミックが大好きでした。
毎月3日に、学校が終わると500円を握りしめて近所の書店に走って向かっていた光景を今でもよく覚えています。
今も実家には、お気に入りの号が数冊残っているので、帰省した際に、時々パラパラめくっては、懐かしい気持ちになっています。
実際にコミックを触ると、当時のことを鮮明に思い出すことができて、不思議な気持ちになります。
先日も、実家に帰って手に取って読んでいたのですが、改めて読んでみると、ふと、コミックって独特な紙が使われているよなぁと、思いました。新聞のようにグレーではなく、ピンクや緑などの色をしたザラザラとした紙が使われています。
この紙は、色更紙(いろざらがみ)といって、新聞・雑誌古紙を再利用して作られており、漫画雑誌や、チラシ等に多く使われます。
ピンクや黄色などの明るい色がついているので、華やかな印象になります。また、色がついてることで堅苦しさがなくなり、子どもが手に取りやすくなるのではないでしょうか。
紙というと白いイメージがありますが、そうではありません。色更紙の他にも、色上質、色クラフト、ファンシーペーパー等、紙自体に色がついている紙は沢山あります。
例えば封筒には、よく色クラフトが使われます。
スーパーや100円均一で販売されている封筒は茶封筒や白い封筒が多いですが、法人向けにオーダーメイドで販売されている封筒は、各社のコーポレートイメージに合わせて、色の付いた紙が使われる事が多いです。販促用のキャンペーンなどに使われる封筒等でも、目立つように色付きの紙が採用されます。家のポストに色付きの封筒が入っていると、なんとなく目に留まりますよね。これも色の効果ですね。
製造側にとっては、色の付いた紙を使うことによって印刷時にインキの使用量が減らすことができ、華やかさを出しながらも印刷コストを抑えることができるというメリットがあります。
また、最近ではノートにも色の付いた紙が使われています!
中紙に白い紙ではなく色上質紙を使うことによって光の反射を抑えることができ、目に優しいノートを実現しているんです。
私もこのかわいいノートがつい気になってミントを購入したのですが、使ってみると、目に優しいのはもちろんのこと、ノートを開くとなんとなくリラックスできる気がして、すっかり気に入りました。
作り手の優しい気持ちが伝わってくる、素敵なノートです。
今回ご紹介した色のついた紙を使用した紙製品はもちろんのこと、日常生活の様々な場面で使われる紙製品は、私の生活に彩りを与え、豊かにしてくれる製品ばかりです。
皆様の周りにある紙製品も、皆様の生活に彩を与え、豊かにしているといいなと思います。
by だいちゃんまま
※「まほらノート」を展開する大栗紙工(株)様より、掲載許可およびノートの写真素材のご提供をいただいております。
まほらノート|OGUNO(オグノ)