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和食とともに世界に広がる日本の特殊紙!!

みなさん大好きなマグロのお刺身。近年は保存、運搬技術も発達して、世界中で楽しまれることが多くなっていますが、美味しいお刺身が皆さんの食卓に届く過程でも実は紙が一役買っております。
こちらの特殊な包装紙ですが、魚を包装するだけでなく、様々な役割を有しております。
鮮魚を柵取りし、出荷される過程でこの包装紙を使用することで、魚からドリップする水分、血液を緩やかに吸収し、紙の中に適度に保持することができるため、ラップや通常の包装紙を使用するのに比べ、高い鮮度を保つことが出来ます。
鮮度保持期間が長くなるということはフードロスの減少にも繋がりますね。
また、流通過程での鮮度保持だけではなく、見た目でもインパクトのある緑色に着色されており、鮮魚から滴る血液を吸った後に、血液の赤い色を隠してくれます。レストランでは保存時だけでなく、鮮魚が配膳される際の敷き紙でも好まれて使用されています。
最近では日本だけでなく世界中で寿司や刺身など和食がブームになり、需要が増えていますよね。和食文化の広がりと共に、このような特殊な紙の輸出も増えているんですよ。
日本の製紙技術が和食とともに世界に広まっているのです。
皆さんもいつか海外でも見かけることがあるかもしれません、その際は是非この記事を思い出し、お食事をご一緒されているお仲間に自慢してあげて下さい!

by ユウユウ

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