包む役割にとどまらない紙の魅力とは!
我が家では息子が生まれてから、通信教育に入会するか、入会しないかずっと悩んでいました。定期的に届くチラシを見ていて、入会したいと思いながらも、決断に至る大きなきっかけがなく、入会せずにいました。
ところが、少し前の話になりますが、クリスマスシーズンに放送されていたテレビCMを観て、思わず入会を決断してしまいました。そのCMは、クリスマスに入会すると、可愛いキャラクターの絵が描かれたスペシャルボックスが届くという内容でした。教材が送られてくる段ボールを組み立てると、宝箱のようなかわいいボックスができあがるのです。
本当にたったそれだけなのですが、TVCMの中で男の子がそのボックスを持って喜んでいるシーンがあまりにも嬉しそうで、つい、うちの息子にも買ってあげたい!と強く思ってしまったのです。
実際に届いたスペシャルボックスは本当に可愛くて、クリスマスツリーの下に置くと、一気にクリスマス感が増して、我が家を盛り上げてくれました。息子もとても気に入っていて、中におもちゃを入れたり、ボックスに座ったりと、たくさん遊んでいました。
たくさん遊んだ結果、潰れてしまったので、我が家では先日リサイクルに出しました。(ちょっと早すぎる気もするのでそこは反省ですが、、、)
大切に使い続けることがもちろん1番大切なのですが、使えなくなった時に、再資源化する制度が整っていることは、紙の大きな利点の一つであると考えています。
話を戻します。
何気ない日常の出来事だったのですが、思い返してみると、購入の決め手となったのは梱包材への仕掛けが生み出す付加価値にあったことに気がついて、ついこのブログを書いてしまいました。
もちろんこの付加価値は、スペシャルボックスを作ろうと考えて実際に形にした企業側が生み出した価値なのですが、梱包材を包むという役割にとどまらせず、価値のある商材に変化させている点に感銘を受けました。また、スペシャルボックス自体もすごく可愛かったのですが、中に入っている教材もスペシャルボックスに入っている事でより魅力的に見える事が不思議でした。
思い返してみると、私は友人へギフトを送る時のラッピングには、少し高くても必ず紙を選んでいます。科学的な根拠はないのですが、綺麗な包装紙や化粧箱に包まれたギフトは、より魅力的に見えるような気がするからです。
梱包材はあくまでも包むことが目的ですが、少し仕掛けを施すことで、商品全体の価値が予想以上に高められる事があります。紙はそのような価値向上に大きく貢献できる素材であると考えて、私も紙を取扱っております。
脱プラや減プラで紙化を検討されているお客様には、ぜひ、目には見えない紙の付加価値にも魅力を感じて頂けると嬉しいです。
by だいちゃんまま
※ 掲載に関し、(株)ベネッセコーポレーション こどもちゃれんじ編集部様よりご了承をいただいております。