文字が勝手に消える?魔法? 繰り返し使えるエコ!な水筆用紙
皆さんは水を付けた筆で字を書くことが出来る水筆用紙を知っていますか?
小学生くらいの時に書道の練習で使った記憶がある人もいるかもしれません。
水をつけた筆などで紙の表面に絵や文字を書くと、はっきり浮かび上がって見えます。
紙の表面が乾くと絵や文字は跡形もなく消え、繰り返し使用することが可能です。
墨汁を使わずに繰り返し使えることが出来る今の時代にあったとてもエコな製品です。
水筆用紙の仕組みは、水にぬれると透明になる特殊な塗料が表面に塗布されており、濡れると塗膜層の下にある着色層があたかも字や絵を書いたように見えるというわけです。
水分が乾くと塗膜層が透明から元の色に戻るため、字や絵が消える仕組みです。水筆用紙を発明した人は天才ですね!
この原理を利用して学習教材以外にも、コースターやステッカーなど様々な用途で使われています。
ちなみにこの紙は輸出されており、海外でも広く使われているようです。
悩み事や煩悩を描いて祈り続けると自然に消えていく、、、そんな使い方もあるのかもしれません。面白いですね!
身の回りで不思議な機能を持った紙を探してみるのも楽しい今日この頃です。
by 鶏皮大好きマン
※画像は水筆用紙の製造元の日本製紙パピリア(株)様よりご提供いただいております。
表示基材 | 日本製紙パピリア株式会社 (papylia.com)