見た目も中身もエコに!!バーガー袋。
ハンバーガーを食べる際の包み紙、バーガー袋。
バーガー袋はクラフト紙にポリエチレンをラミネートした袋で、四辺のうち二辺の口が空いた形状をしています。
内側にポリエチレンをラミネートすることで、熱をかけるとポリエチレン同士がくっついて袋になるだけでなく、ケチャップやソースなどの染み出しを防止してくれます。
底からケチャップが飛び出したら、安心してかぶりつけませんよね!
そんなバーガー袋、一昔前は清潔感のある真っ白なタイプが主流でしたが、最近はナチュラルな茶色が人気なんです。環境意識の高まりを受け、消費者ニーズも変わってきているようです。
見た目が茶色だとエコな感じがしますものね。
袋状になっていない、包み紙のタイプもよく見かけますね。こちらはバーガーラップと呼ばれます。
バーガーラップの場合は、ラミネートの代わりに耐水耐油紙を使用するものもあります。
ポリエチレンを使用しないので、環境にやさしいところが売りでしたが、耐油性を発揮するためにフッ素系の添加剤が使用される場合が多く、フッ素化合物が自然界では分解されないという点が問題視され、最近はPFAS規制という形で使用を禁止する企業が多くなりました。
そこで、耐水耐油紙を生産する製紙メーカー各社は非フッ素系の商品を開発しています。
従来の耐水耐油紙はフッ素系の添加剤を紙に抄き込むものが多かったのですが、非フッ素系の場合は紙の表面にフッ素を含まない耐油剤をコーティングする場合が多いです。
紙は、時代に合わせてまだまだ進化しているのです!
紙に包まれていないハンバーガーは想像できないですね。紙からハンバーガーを半分出してほおばる姿を想像しただけでも今すぐ食べたくなりますね!
ちなみに7月20日は「ハンバーガーの日」だそうです。
1971年7月20日に米国の大手ハンバーガーチェーン1号店が東京・銀座の三越デパートに開店したことが由来になっています。
by 7番アイアンマン
O-hajiki オハジキ(非フッ素耐油紙) (ojif-tex.co.jp)
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