繊細なのに丈夫!花粉症と戦う私の味方!ティッシュの秘密

ついに花粉症になったようです!!というわけで、最近急速にティッシュと仲良くなった私は、今回はティッシュペーパーについて書くぞ!と思い立ちました。
「ティッシュについて教えてください!」というざっくりしたお願いを快く引き受けてくださったのは、当社グループのコアレックス道栄(株)さんです。
北海道の倶知安町にあるこの会社は、リサイクルパルプを使ったティッシュペーパーやトイレットロールを製造・販売しています。
やはり紙のことは紙屋、ティッシュのことはコアレックスに聞くべし。
ティッシュは、紙の分類上「衛生紙」に当てはまります。
ティッシュとトイレットロールはどちらも衛生紙ですが、ティッシュの方が薄いにも関わらず水には溶けない(水解しない)という特徴があります。
これは、原料であるリサイクルパルプ(古紙やコピー用紙、牛乳パックなどを再利用したもの)に対して、機械で叩解(こうかい)という工程を経て、パルプ同士がしっかり絡み合うように作られているからなんです。
さらに薬品を使用して、ほぐれにくくしています。
ティッシュが2枚重ねになっているのは、ふんわり感を出すため。
同じ厚さでも1枚だとどうしてもゴワゴワしてしまうそう。
肌に触れることが多いティッシュならではの工夫です。
さらに、ティッシュの柔らかさを生み出す「ドライクレープ」という技術もあります。
乾燥した紙に細かなウェーブをつけることで、柔らかさを出すことができます。
このウェーブを付けるためには抄き出しの速度と巻取りの速度を調整する必要があるので、なかなか難しい技術だそうです。
単純に薄ければ柔らかくなる、というわけではないんですね!
コアレックス道栄(株)さんのティッシュは、他社製品と比べて坪量(平米あたりの紙の量)が多く、適度なふんわり感があるので、何枚も重ねて使う必要がないのが特徴です。
私も実際に使ってみましたが、柔らかさはそのままに、厚みと破れにくさがあって安心感のあるしっかりしたティッシュです。
長年地域に根付いたものづくりを続けてきたコアレックス道栄(株)さんの製品は、現在、北海道倶知安町のふるさと納税の返礼品にも選ばれています。
最近はふるさと納税で生活用品を選ぶ人が増えているようで、返礼品としての出荷数も年々増加しているそうです。
近所のドラッグストアでは手に入らないな……という方も、寄付を通じて手にすることができます。
繊細な技術で作られた、丈夫で優しいティッシュ。
ぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか!!
by 栗乃